チャールズ&レイ・イームズは、1907年ミズーリ生まれのチャールズ・イームズと、1912年サクラメント生まれのレイ・イームズによるデザインユニット。夫婦である2人は、ハーマンミラー社のジョージ・ネルソンとともに、斬新なデザインの家具を数多く発表しました。イームズラウンジチェア&オットマンは、彼らのデザインの中でも最も彼ららしさを象徴する椅子。1956年に発表された椅子ですが、1940年のMoMA開催のコンペにまでさかのぼると、その時からすでにアイデアがあったと言われています。16年もの間構想、製作を行ってきたチェアですが、1956年にようやく製品化に至った記念すべき第一号の椅子は映画監督でありイームズ夫妻の友人であったビリー・ワイルダーに贈られたそうです。
また、近未来的で斬新なデザインが目を引く「ワイヤーチェア」は、今でも人気の作品。スチールワイヤーでデザインされた椅子は軽量で持ち運びしやすく、機能性も抜群です。ミッドセンチュリーを代表する言われる「シェルチェア」はシンプルなデザインが味わい深い作品。当時としては新素材である、FRPを使用しています。目にも鮮やかなカラーラインナップが魅力的です。